子供ってほんとすぐマネするし、しつこいし、言ったらいけないこと言うし。
スポンサーリンク
2006-3-4 1歳10か月
子供は何でもすぐに真似するので、大人は発言に注意しなければなりません。
今回はその例をいくつか挙げてみようと思います。
貧乏
テレビを見ていて、話が理解できないお義母様に私が説明をしていました。
「この人は昔貧乏だったんですけど、今はお金持ちになったんですよ。」
みたいな内容。
するとはるひこさんはその中の「貧乏」という言葉だけをキャッチして
ひたすら「びんぼー。びんぼー。びんぼー。」と
壊れたように連呼し始めました。
こんなこと外で言われたら、うちが貧乏なのがバレちゃう。
そう思った私は、はるひこさんにこういいました。
「貧乏なんて言ってないよ。ピンポンだよ。
ピンポン。この人は昔はピンポンだったのよ。」
さっぱり意味がわかりませんが、幼児のよいところは意味を追及しないところです。
すると貧乏よりもなんか楽しそうなピンポンの方に興味を示してくれ
それ以来「ピンポン」の連呼が始まりました。
うるさいのはどっちも同じですが、 外でピンポンと言ってても可愛げがあるけど、貧乏を連呼されると、「あぁ、あの親にしてあの子供だな」と普段から私も思っている事を言われてしまうので、早めの軌道修正ができてよかったです。
ほくろ
私には南野陽子(ナンノ)と同じ場所にほくろがあります。
ある日、私と向き合って座るはるひこさんが
私のナンノぼくろを指でぎゅうぎゅう押しました。
「はるひこさん、それはスイッチではないよ。」
「はるひこさん、それが核爆弾のスイッチだったらどうするの。」
何を言ってもやめず、怖いくらいの真顔で押し続けます。
親の仇をうつときの顔はあんな顔だろうなと思います。
しかし、しばらくしてもほくろをプッシュする動きはとまりません。
親が子供の好奇心を奪うなどどうしてできましょうか。
私はほくろを押されるたびに
「ぴー。」
と言って上げることにしました。
すると、音のでるほくろに感激したはるひこさん。
きゃっきゃ笑いながら、さっきより早いスピードと強さで連打してきます。
髙橋名人顔負けの連打で、さすがのほくろもヒリヒリしてきました。
はるひこさんは、私のほくろの事を「ぴー」と呼ぶようになり
それからというもの、私のホクロを押されるたびに私は「ぴー」といわなければなりませんでした。
ためしに音を「ブー」や「ピコン」などに変えてみましたが、すごく怒られました。
一度言った「ぴー」は取り返しがつきません。
十分注意してください。
なまはげ
テレビでなまはげを見て以来というものはるひこさんは、なまはげが怖くて仕方ありません。
ショッピングセンターにいる着ぐるみで泣く子がなまはげに耐えられるはずがありません。
のくせに、なまはげの事が気になるはるひこさん。
パソコンでなまはげを見せてあげると泣きながら逃げ出します。
見なきゃいいのに。
そんなある日。
お義母さんがはるひこさんと買い物に出掛けた帰り、
マンションのエレベータで中年の男性と一緒になったそうです。
その男性は仕事が休みだったのか、頭がボサボサで寝起きの格好だったと言います。
そしてそのおじさんを見てはるひこさんが一言。
「あ!なまはげだー!!」
だめ。知らない人に向かって、なまはげはだめー。
お義母さんは真っ青になって動揺したみたいですが、
なまはげと言われたおじさんは黙っていたそうです。
エレベーターには3人しかいない。あとは女子供。
なまはげと言われる対象はどう考えても俺じゃないか。
そう思ったに違いません。
本当にごめんなさい。
見たことないけど、私はおじさんはなまはげに似ていないと思います。
しかし、またそれっぽい人に会ってしまったらまた言ってしまう可能性があるので、なまはげは封印しました。
なお、ピーは継続中。