はるとあきのいくじにっき祭り season2

前に書いていたブログの使い回しブログです。妄想癖強め。変な人寄ってくる率高め。育児日記率低め。

アンパンマンミュージカルに行ったような行ってないような話

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 2005-12-9  1歳7か月

 

 

マンマン大好きなはるひこさんのために応募していたアンパンマンミュージカルに当選したので行って来ました。

はるひこさんと私とお義母さまと3人で。

 

 

 メロンとマンマンには目がないはるひこさん。

 

はるひこさんは会場についた瞬間からテンションあがりまくりで大変でした。

 

開演前に奥様達のグループが円になってお弁当を広げていらっしゃったのですが

はるひこさん。その中にズカズカと入り込んでいって中心に立ち一言。




「ひろくんっ!!」

 

円の中にひろくんはいませんでした。

はるひこさんには、何が見えたというのでしょう。

 

 

奥様方は「まぁかわいい~。」「ひろくんはいないよー」
などと言って笑ってくれましたが、かわいくないでしょ。怖いでしょ。

ひろくんいないんだから。

てか、ほんとに誰よ。ひろくんて。知り合いにもいないわよ。

発熱とかで来たくてこれなかったひろくんの生霊とかだったら怖すぎるわ。

 

 

 

ロビーも広いので端から端まで走りっぱなし。

それを追いかける私。

開演前にしてすでに汗だく。

 

やっと会場に入り席に座るとはるひこさんは何故か天井に釘付け。

 大きなきらきらした照明が幾つもあったんですが、それをみて

 

「ん た とぅ とぅ りー !!(クリスマスツリー)」と連呼。
 
大声で。

 

輝くものはクリスマスツリーだと思っています。
しかし自分の家のツリーは自分のせいで真っ暗なのでキラキラ輝く照明がお気に入りの様子。

  

mamicoz.hatenablog.com

 

 

 

会場が暗くなり、いざ開演。

 

巨大なアンパンマンの顔の風船のようなものから3人の娘。登場。



「こーんにーちわーーーー!!」

 

しばらく踊ったり唄ったりしてましたが、テンション高めで結構音が大きい。

 

と横を見ると、お義母さんの耳に緑の物体が!!!

何?うるさすぎて変な汁出た???

 

耳栓!



なんて準備がいいの!

娘。3人がうるさいことを分かっていたのですね・・・。

なのに私ったらダメな嫁です。

耳栓の一つも持たないなんて。嫁入り道具に入れておくべきだった。

 

そんなこんなで娘。3人のワンパクショーが終わり、ようやくアンパンマンが登場しました。

 

はるひこさんをみるとうれしそうに目を輝かせています!!!

 そうそう!この顔が見たくて来たのよ!!


アンパンマンバイキンマンもいるよ~~!

 うれしいねぇ~!!


「ねぇはるひこさん。アンパンマンいるねー!よかったねぇー!」

 

そう言ってもう一度はるひこさんの顔を見ると・・・・。

 












天井の照明見てました。






頼むからアンパンマン見てよー。

大好きじゃないですか。アンパンマン

今はアンパンマンだけを見てくださいよ。

あんただけよ。この会場で天井みて興奮してるやつ。

そんな母の願い虚しく天井に向かってアホ面で口をあけているはるひこさん。



 

 

開演一時間後。休憩タイム。

 

すっかり集中力のきれたはるひこさんは前の席に座っている女の子の後頭部を殴打。

平謝りの私。

 

それでも飽きたらず、次は後ろのお兄ちゃんが読んでいるアンパンマンの絵本を奪取。

平謝りの私。



そしてまた照明鑑賞に浸るはるひこ。



なにしに来たか感が半端ない。

一部と二部の間の休憩中、ひたすら天井の照明鑑賞。

 

 


やがて第二部がはじまりました。

バイキンマンがいつものように悪い事を企んでいるようです。

はるひこさんは、アンパンよりばい菌が好きです。

少しは食いついてくれるかな・・・

 

 

 

 

 

おい。また天井見てるよ。

 





第二部開始後15分経過。


もうはるひこさんにとってはアンパンマンバイキンマンもどうでもいい様子。
照明も飽きました。

 

次第に奇声を発するようになりました。
いくらあやしてもダメ。

こりゃ出るしかないか・・・。

「お義母さん、もう帰りましょう・・・。」

「そうね・・・。」


アンパンマンが勝つと分かっていても名残惜しい。
さようなら、アンパンマン
勝つのは知ってるけど、頑張ってね。





会場をでてロビーのソファで休憩。
お菓子でも与えて少しこのうるさい小動物を黙らせようと思ったら逃亡しました。


会場の三階席まで続く階段を昇ろうとしています。
危ないのでついていきます。

「ママ いや。」

危ないので後ろから体を支えます。

「ママ いや。」

手を払いのけられました。


休むことなく三階まで登りつめ、登山家のような表情で下を見下ろし次は階段を下りようとします。

これはさすがに危険なので私が抱きかかえます。

「ママ いやあああ。」


号泣する息子を抱え階段を降りる私。

この世の終わりかのように泣き叫ぶ息子。

溜息をつくお義母様。

 

はるひこさんには、演劇鑑賞は10年早いなと思いました。

 

おしまい。