書店で子供の本を見ていたら男の人が声をかけてきたが予想を上回る用件だった。
スポンサーリンク
2009-7-10
熱でしばらく休んでいるはるひこさんの為に、ご所望の「海の生き物図鑑」を買いに書店へ行ったときの出来事です。
キッズコーナーで図鑑を見ていると突然背後から男性に話し掛けられました。
あらやだ。ナンパかしら。
数年ぶりのナンパに私は思った以上に緊張してしまいます。
それにしてもキッズコーナーにいる私に声をかけるなんて
どういうつもりなんでしょうか。
それにしてもキッズコーナーにいる私に声をかけるなんて
どういうつもりなんでしょうか。
私はお母さんなんだからやめてよー。
気持ちはわかるけどさー。
男の人「あの・・・」
私「はい?」
男の人「あの・・変な奴だって思わないでくださいね。突然声かけて。」
私「はぁ。」
男の人「えーと。。あの・・ホント失礼な事聞いちゃって申し訳ないんですけど・・・。」
私「はい?」
男の人「あの・・・なんていうか。ほんと申し訳ないんですけど・・・」
私「・・・」
男の人「その・・・そういうサンダルとか靴ってどこで買ってるんですか?」
私「え?」
男の人「あの、ほら、なんていうか・・・見た感じ大きいかなって。」
私「足が?」
男の人「あ、はい。」
私「・・・・。」
は??
っていうか、なに?
どっから私の足見てたわけ?
駅から尾行してた?
それとも
「本屋にいたら足のでかい女くるかなぁ~」
って思って待ってたとか?
んなあほな。
あからさまに不審、不機嫌、不満、不安、不快、不愉快、と不のつくすべての感情を精一杯表現してみましたが、そんな私を無視してその男は続けます。
男の人「ホントすみません!どちらで買ってるか教えていただけませんか?」
私「えー・・・ネットとか(嘘)」
男の人「ネットじゃ間に合わないんです・・・。ここらへんでは?」
私「三越とか?(適当)」
男の人「なかったんですよぉ!!」
私「行ったんだ・・・。」
男の人「あの、実はですね・・・女装を。。」
私「!!!!!」
男の人「いや、違うんです!あの、女装っていうのは、会社の飲み会で・・・。ホント嫌になっちゃいますよね。僕が準備するハメになって・・・下っ端なんでしょうがないのかな、あはははは・・・。」
私「・・・・。」
男の人「いや、ホントに僕が女装するわけじゃないんですけど、今日中に揃えないと上司に怒られるんですけど、僕も困ってて・・・。」
私「・・・。」
男の人「あなたを見て、もしかしたらって思って・・・。」
もしかしたらって何だよ。
もしかしなくてもでかいよ。
見たまんまだよ!
26センチだよ!
和田あきこと同じだよ!
男の人「とにかく今日中に欲しいんです!お願いします!どこにあるか教えてください!」
私「・・・・。」
時刻は夜の7時をまわったところ。
こんな無礼な男に協力する義理なんてないのかもしれない。
でも、急がなければ店は閉まってしまう。
本当に上司に怒られるのか・・・
今日が女装デビューの日なのか
真相は私にはわかりません。
ただ、どうしても今日中に
「本屋にいたら足のでかい女くるかなぁ~」
って思って待ってたとか?
んなあほな。
あからさまに不審、不機嫌、不満、不安、不快、不愉快、と不のつくすべての感情を精一杯表現してみましたが、そんな私を無視してその男は続けます。
男の人「ホントすみません!どちらで買ってるか教えていただけませんか?」
私「えー・・・ネットとか(嘘)」
男の人「ネットじゃ間に合わないんです・・・。ここらへんでは?」
私「三越とか?(適当)」
男の人「なかったんですよぉ!!」
私「行ったんだ・・・。」
男の人「あの、実はですね・・・女装を。。」
私「!!!!!」
男の人「いや、違うんです!あの、女装っていうのは、会社の飲み会で・・・。ホント嫌になっちゃいますよね。僕が準備するハメになって・・・下っ端なんでしょうがないのかな、あはははは・・・。」
私「・・・・。」
男の人「いや、ホントに僕が女装するわけじゃないんですけど、今日中に揃えないと上司に怒られるんですけど、僕も困ってて・・・。」
私「・・・。」
男の人「あなたを見て、もしかしたらって思って・・・。」
もしかしたらって何だよ。
もしかしなくてもでかいよ。
見たまんまだよ!
26センチだよ!
和田あきこと同じだよ!
男の人「とにかく今日中に欲しいんです!お願いします!どこにあるか教えてください!」
私「・・・・。」
時刻は夜の7時をまわったところ。
こんな無礼な男に協力する義理なんてないのかもしれない。
でも、急がなければ店は閉まってしまう。
本当に上司に怒られるのか・・・
今日が女装デビューの日なのか
真相は私にはわかりません。
ただ、どうしても今日中に
女物の巨大な靴
が欲しいという彼の目は本当に必死で・・・
「女物の大きい靴が見つからなくて困っている人がいたら助けてあげなさい。」
と死んだおじいちゃんが言っていたのを思い出して・・・
私は、片手に「海の生き物図鑑」を持ちながら
その彼にいきつけの巨大靴が売ってある店の場所を教えてあげました。
「ありがとうございます!!本当にありがとうございます!」
彼は私に何度も頭を下げ、巨大な靴を求め大急ぎで走り去っていきました。
会話の途中、私の巨大な足元をチラチラと見ながら話す彼の視線を意識して
サンダルから見える足の指がきゅぅっとなっていた自分を思い出し、思わず顔を赤らめたのでした。
おしまい。
おしまい。